集合住宅の水漏れは、建物の不具合が原因のことも

ある調査によると、「建物の不具合に係るトラブル」の発生状況は、「水漏れ」が22.0%と最も多く、次いで「雨漏り」が14.4%という結果でした。
経年とともに水にまつわるトラブルが生じる確率は高くなります。集合住宅での、住人の過失以外による水漏れについて、その原因や対処などについてまとめました。

集合住宅での水漏れの原因について

マンションやアパートなどの集合住宅で水漏れがあった場合、建物の給排水管の腐食や劣化など、設備そのものに原因があることもよくあります。
築年数が古い物件では、排水管のつなぎ目が劣化し、そこから水漏れが発生することは非常に多いケースです。マンションの給排水管は、床下や天井裏など、外側からは見えない場所に張り巡らされており、気付かない間に水漏れが進行している場合が多々あります。
あるいは、建物の防水工事が耐用年数を超え、雨漏りが発生するケースもあります。年数が経つにつれ、外壁のヒビやタイルのずれなど小さな隙間から水が浸み込み、だんだんと雨漏りが目立つようになります。

水漏れの際の対処法について

水漏れに気付いたときは、何が原因かを特定することが重要です。可能な範囲で水漏れを防いだらすぐに、管理会社などに連絡しましょう。家主は、水漏れがあればすぐに修理する義務があります。一方で借り主にも、水漏れに気付いたら家主に報告する必要があります。
また、家主はオーナー向け火災保険へ加入しておくのが得策でしょう。入居者の火災保険でカバーされるのは、借り主に過失があった場合に限られます。一方で、家主だけが火災保険に入っている場合は、建物の被害は補償されても入居者の家財道具は補償されません。家主は借り主に対し、『借家人賠償付火災保険に加入・継続すること』を契約時の要件に入れるようにしましょう。

水漏れ対策料金表