水道水の変色は古い水道管が原因。場合によっては大工事に

日常生活において、安全な水の確保はとても大事です。蛇口をひねれば、有害物質の含まれていない透明な水がいつでも流れてくる、という意味では、日本の水道水は安全が保障されていると言えるでしょう。しかし、ときに、家の蛇口から変色した水が出てくることがあります。

水道水の変色の原因について

水道水の変色は、水道施設から各家庭に水を送り込む水道管が原因となって発生することがほとんどです。家庭用の水道管は、塩化ビニル管やポリエチレン管などのプラスチック管が主流ですが、それ以外の部分では亜鉛メッキ鋼管や鉄管などの金属管が使われています。
金属製の水道管の多くは、内部をプラスチックでコーティングしてあるのですが、古い設備ではこのコーティングが施されていない場合があります。老朽化した金属管は錆びたり、水道水の成分によって溶け出すようになり、水道水が変色してしまうのです。

水道水が変色した場合の対処法について

変色した水道水は、トイレでの使用には支障ありませんが、洗顔・お風呂・掃除・洗濯・調理では一切、使用できないでしょう。
水道水が変色していると感じた場合は、蛇口を開けっ放しにして水を出しっ放しにするのが当面の対策です。水を出しっ放しにすることで変色の原因が水道管から押し出されていくため、次第にいつもの透明な水に戻ります。

その他、注意点について

たとえ家に来るまでの水道管が新品であっても、家の中の水道管が古くて水が変色を起こすこともあります。たとえば、築年数の古い住宅では、金属製の水道管が使われていることがあります。また3階以上の高さがあるマンションにおいては、水道の水を屋上の貯水タンクにいったん溜めてから各部屋に引き込む構造になっており、貯水タンクが耐用年数を超えていると内部に錆が発生し、濁りや変色が発生してしまうケースがあるのです。こうした原因の場合は、タンク自体を交換しなければ解消できず、大掛かりな工事が必要となります。

水道の配管トラブルの料金表